梅雨時のMAJIKAO
今日はお昼頃から雨が降ったり止んだりの気候で
青空が出たかと思えば、いきなりの豪雨という
この時期らしい天候です。
MAJIKAOの事務所は元々旅館だった場所を間借りしており
建物自体は所謂京都の町屋です。
鴨川すぐ側の立地なので
良く言えば、京都の四季を五感で感じ取れ・・ますが
虫との距離感はかなり近いし、風が強いと建物は結構揺れます。
それでもお日さんが傾き始めた18時ぐらいからのタイミングで
窓を全開にすると良い風が入ります。
んで、その風を肴に一杯、、なんてのも最高だったりします。
はい。
今週も色々とありましたが
中でも一番のMAJIKAOの動きで言いますと・・
岡重所蔵の羽裏柄をまた一つ復刻する事にしました。
数年前から気になっていた柄ではあったのですが
中々タイミングが無く、、原反染めまで辿り着きませんでした。
恐らく、当時の絵師が描いてからず〜っと眠っていた柄となります。
岡重の社長含めて、誰一人として現反を見た事ある人がいませんから。
(原反とは生地がロールになった状態の事)
あるのは、当時の裂見本のみです。
その柄が下記画像。
画質が非常に粗く申し訳ないのですが
今回復刻する予定の、柄の一部です。(全体ではありません)
縦縞と横縞が絶妙な細さで重なり合っていて
その中に丁度良いマスが構えているのです。
色の配色も絶妙で、朱色、紺、黄、緑、等々
岡重の絵師が当時どんなハイセンスの持ち主だったんだろうと、、いつも深く考えてしまいます。
さてさて、復刻するに当たり
様々な商品を企画進行中です。
ひとまず、生地が染め上がるまでは、このブログを読んで頂いている皆様に
全体像のご想像を頂ければと思います。
この本の何処かに、柄の全体像が載っています。。
majikao_kyoto
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