これ読めばHAURA BOOが被りたくなる
昨日発売開始しました
「HAURA BOO」ハウラボー!
本日はもう少し掘り下げてお話を出来ればと思います。
というのも、今回MAJIKAOで製作したこの帽子。
様々なシーンで被れる、HAURA CAPよりもう少しカジュアルに被れる等を
以前からお伝えしてますが
やはりそこはSNSでは中々伝わりにく所ありますよね。
なので、写真だけでは中々伝わりにくい所や、服の合わせ方などを細かくご紹介出来ればと思います!
初めに・・何故ハットなのか?という点です。
これはMAJIKAOのデビュー作でもある「HAURA CAP」を作った時から
思っていたのですが、HAURA CAPのベースとなっている形は所謂サイクリングキャップ。
基本自転車に乗る時に、ヘルメットの下に被ったりするシーンがメインだと思います。
実際、僕自身も普段から山に行ったりする際に、サイクリングキャップは被る派だったので
身近な存在でもあり、羽裏柄と自転車を引っ付けるという部分で一番最初に思いついたアイデアでした
ただ、普段被ったりするのは少し抵抗があるというのは否めません。実際、僕も被るシーンは専ら自転車に乗る時だけです。
下の写真がまさにそう。
ヘルメットの下に被ったHAURA CAP 鯛尽くし。
服装もそれ相応のサイクリングジャージを着ておりますよね。
もちろんカラーバランスを考えて
サイクリングジャージに併せると、非常に溶け込み全く違和感ないどころか
ちょっとした洒落を感じます。
ただ、僕としてはもう少しシティユースに合った商品を作りたかった。
羽裏柄をもっと気軽に楽しんで頂けるような、様々な服に合わせやすく、カジュアルだけど
何処にも存在しないような、いい意味で``目立つ``帽子を。
そこで考え付いたのが、ハットです。
それも堅苦しいハットではなく、キャンプやフィッシング、所謂アウトドアなどのシーンで被って頂けるような帽子が欲しいなと思いました。
それにこのイメージなら、今MAJIKAOにピッタリな生地が丁度あるじゃないですか・・と。
で思い立ったら吉日です。
構想から一気に、企画、仕様決め、また構想、
(我ながらこのスピード感はMAJIKAOの強みでもあり、スタッフのお陰でもあります)
そして同時に復刻した「格子文様」の柄も
同時にリデザイン(詳しくは京都知新で)して、染め工場とのやり取りが数回。
染め出しのサンプルは一発で目標色が出る事なんてまずないので
残りの生地数とニラメッコしながら、マス見本を出す事数回。
無事に希望としている、柄のリサイズ、リデザインも完了。
具材が揃えば、次は帽子の縫製屋さん
縫製屋さんにも、考えている具体的な形、紐の部分や、細かい仕様を決めるのに何度も行き来し・・
全ての工程を京都で完結させることが出来ました。即ちこれ純度100%の純京都産。
Made in Kyoto !
そして商品撮影→ホームページのページ作成と続き
晴れて昨日皆さんにご案内出来る運びとなりました。
恐らくトータルで2ヶ月も掛かってないんじゃないかな・・
(もちろん物は100%なクオリティです)
で、前述したように、被った時のイメージシーンが欲しいよねと。
というか、そこが最も大事なのでは?という事で
今回は身近な所でご協力頂き、、女性3名を被写体に
ピクニックしているという程で、撮影しました。
何故ピクニックなのか?これはもう自分が好きだからです。というか鴨川が。
二条大橋から北を望む。僕的に鴨川と言えば、ここの景色がベストです。
何故かは分からないのですが、一番落ち着く場所。
鴨川二条大橋お勧めです。
上の写真の感じ。
こちらはオリンピック競技文様。
黒地にピンクの線上げで染め上げたリデザインはやはり間違いではなかったでしょう。
色も合わせやすいですもん。
加えて一つだけ言わせて頂きたいのは・・
染めや色の事に関してはそれ相応の知識を持っているはずですが
僕はコーディネートのプロではありません。でも、ここにこれを持ってきたら楽しいなとか
素人ながらに合わせるのは好きです。
だからそんな僕でも、このHAURA BOOを被った時に
組み合わせが決まった時には単純に嬉しいし、凄く楽しめるという事を付け加えさせてください。
なので皆さんにも、羽裏柄を使って自分なりのスタイルを考えてその楽しさを実感して欲しいのです。
柄が派手だし、中々着回しが難しそうで終わるより
羽裏柄を使って自分のスタイルを確立する。という風に思考回路を回せて頂ければ
これ非常に幸いです。
では・・各ハットのブツ撮り写真と一緒に細かくご紹介。
オリンピック競技文様
言わずもがな、岡重所蔵の羽裏柄で特に斬新な絵柄。
当時岡重にいた、絵師が祇園のお茶屋でベルリンオリンピックの話を聞き、頭の空想の中で描いたとされています。
なお、紐のアジャスト調整が出来る部分は黒です。
群衆文様。もしかしたら、岡重が持つ約500の図案の中で一番モダンではないのか?と
思わせられるぐらい、ユニークでポップ。
何度も言いますが、これも約100年前の羽裏柄なんですよ・・
こちらは紐の調整アジャスト金具は白となります。
今回復刻した格子文様。
タータンチェックを思わせるような彩りですが、線の微妙な波打ちや色のバランスが
以外にも日本らしいのかな・・とも思います。
こちらの金具は黒。
続いて百美人。英語ではHundread Beauty と呼んでください。
今回製作したハットの中で実は最も人気です。青と白のバランスが丁度良いのでしょうか。
正直、これは難しいかな?と思っていたのが、縫製から上がると、一番ええやん。
ってなる面白さ。
こちらの金具は白をご用意
続いて鯛尽くし。
こちらは説明不要ですね。赤好きの方にもそうでない方にも。
金具は黒を使用。
ちなみに、全HAURA BOOの裏面はこんな感じになってます。
そして・・忘れてはいけないのが
今回、サイズの調整が出来るという事で、最大頭囲62cmまで対応しているという事!
これ被れる方の幅も広がるんではないでしょうか??
以上!今回はHAURA BOOのご紹介となりました!
今回も染め、縫製、撮影、全ての方にたくさんご協力頂きました。
変わって今回HAURA BOOのリリースに向けてご協力頂いた方々本当にありがとうございました。
お陰様で、自信を持ってご提案出来る商品が出来ましたっ!
お求めは下記リンク先からどうぞ↓
で、このブログに掲載しきれなかった写真がまだまだたくさんあります。
それはMAJIKAOのオフィシャルホームページからどうぞ◎
次回はHAURA BOOと同時発売したペダルレンチコートのお話をします!
majikao_kyoto
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